顎関節症とは顎関節周辺に何らかの問題があり、顎が痛い、口を開けると音が鳴る、口が開けにくいなどが主な症状の慢性的な疾患です。
その他の関連している症状としては、頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛み、耳の痛み、耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴、めまい、眼の疲れ、充血、歯の痛み、舌の痛み、味覚の異常、口の乾燥感、嚥下困難、呼吸困難、四肢のしびれ などあります。
顎関節症は色々な要因で発症します。
食いしばりや歯ぎしり、悪習癖(爪噛みなど)、同じ姿勢を長時間続けることが多い、アンバランスな姿勢など様々です。
そして噛み合わせのずれです。治療方法はいろいろあります。行動認知療法、薬物療法、外科的療法、スプリント療法などです。
一種類だけでなく、複数を組み合わせての治療も行なわれます。
BBO研究会では、噛み合わせのずれが大きな要因と考えています。
スプリント療法と咬合調整などによりバランスの取れた噛み合わせを再構築していきます。