頭痛・肩こり・腰痛・膝の痛みなどと噛み合わせの関係|噛み合わせとからだのバランス案内所

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頭痛・肩こり・腰痛・膝の痛みなどと噛み合わせの関係

頭痛、肩こり、腰痛や膝の痛みなど無関係と思われる噛み合わせですが、悪い噛み合わせが一因となっています。

脊柱の上に重い頭が乗っています。例えれば、立てた棒の上に重いボーリングの球を乗せている(くっつけている)状態です。
球が傾けば棒は倒れてしまいます。実際には、頭が傾いても脊柱は倒れません。

首(頸椎)、背骨(胸椎)、腰(腰椎)、膝の関節や足首の関節などを歪めたり、曲げたりするによって調節してバランスを取っています。
この歪めたり曲げたりしている部位(首、肩、腰、膝など)の無理が過ぎると症状として痛みやこりの一因となります。

つまり、頭蓋骨のバランスが崩れ、頭が傾いたりして全身の歪みが生じてしまうのです。

では、頭蓋骨のバランスを崩す原因とは、それは上下の顎のずれです。この上下の顎の位置を決めているのは歯の噛み合せです。
噛み合わせ次第で顎がずれたり、頭の傾いたり、全身のバランスが崩れたりするのです。

1. 頭は体の真ん中に乗っているのが理想です。

2. 噛み合わせの面(黄色の線)は地面に水平です。
割り箸を奥歯で噛んでみて、両目尻を結んだ線と割り箸と地面が平行なのが理想です。

3. 噛み合わせの面は地面と平行でいたいので、頭を傾けてしまいます。

4. 「全身に影響する噛み合わせ」で述べた様にアンバランスな噛み合わせにより頭が傾いたり、顎関節症状、頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛みや不定愁訴の一因となります。

5. 頭を傾けたままだと体も傾いて倒れてしまいます。
このとき人はまっすぐものを見て、姿勢維持のため体が倒れない様にします(姿勢維持反射)。
姿勢維持反射によって両目尻地面に平行に戻すと、体は反対側に頭の位置を修正しようとします。
噛み合わせを修正しないと右に傾いたり、左に傾いたりと繰り返してしまいます。
この状態が長く続くとめまいや背中の痛み、腰痛などの一因となります。

6. 頭の位置を安定させ、さらにものがまっすぐ見られる様にするには頭の重心を安定させなければなりません。
頭の重心を安定させるために、頭蓋骨や体の他の部分(頸椎、腰椎、膝など)が傾斜や回転をして歪みを作ります。
この歪みが頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛みや不定愁訴の一因となるのです。
アンバランスな噛み合わせの状態では頭を安定させることは難しく、噛み合わせを改善しないと歪みも改善されることが難しくなります。

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